忍者ブログ
消費者金融や信販会社のクレジットカードで発生した過払い金を、個人訴訟で取り返した手順や経験、過払い情報等を公開!
掲示板 - 取り返せ!過払い金、不当利得金返還請求
Add to Google My Yahoo!に追加 過払いブログをお気に入りに追加です。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



人気blogランキングに参加しました
最高裁の判決について考えてみるシリーズも今回8回目です(・∀・)ノ

第8回目に考えてみる最高裁判決は、金融会社との取引において、基本契約に基づかない頻繁な借換や借増しによる契約が何度も継続していた場合、そしてその契約間に約三ヶ月の中断期間がある場合に、前の取引で発生した過払い金次の借入に当然充当されるかを判断した最高裁判決です(平成19年07月19日 最高裁判所第一小法廷 判決 (棄却)

まず、この最高裁判決、契約について判決文の中でこう言っています(`・ω・´)ノ
「同様の方法で反復継続して行なわれていたものであり、同日(三ヵ月後の新たな契約)の貸付も、前回の返済から期間的に接着し、前後の貸付と同様の方法と貸付条件で行なわれたものであるというのであるから、本件各貸付けを一個の連続した貸付取引であるとした原審の認定判断は相当である」 

「本件各貸付けのような1個の連続した貸付取引においては、当事者は、一つの貸付けを行う際に、切替え及び貸増しのための次の貸付けを行うことを想定しているのであり、複数の権利関係が発生するような事態が生ずることを望まないのが通常であることに照らしても、制限超過部分を元本に充当した結果、過払い金が発生していた場合には、その後に発生する新たな借入金債務に充当することを合意しているものと解するのが合理的である」

そうですね、基本契約の異なる個別の契約であっても、前回と同様の方法と貸付条件であるなら三ヶ月程度の取引の中断期間があっても一連の取引であったとものと考えられると言っています
この最高裁判例に当て嵌めると、基本契約に基づかない同日の借換えや借増しなどの契約は完全に期間が接着している訳ですから、当然、一連一体の取引であると解する事が出来て、前取引で発生した過払い金を次取引の借入金に当然充当出来ると過払い金返還請求訴訟の上で主張するための大きな根拠となりますね(・∀・)

そして、消費者は「複数の権利関係が発生するような事態が生ずることを望まないのが通常であること」と過払い金を「その後に発生する新たな借入金債務に充当することを合意しているものと解するのが合理的である」という部分も非常に重要ですね(。・ω・)ノ

この最高裁判決によって一部の金融会社等が過払い金返還に対する対応で行なっていた、借換え借り増し時の別契約への切り替えが1つ1つ個別の契約であるという主張はかなり難しいものになったんじゃないかなぁ、と思います(´▽`)

ただ、この最高裁判決の文言で微妙な部分は「期間の接着」、そして「同様の方法と貸付条件」という文言ですね。
果たして期間の接着が認められるのはどのくらいの機関なのか?
同様の方法と貸付条件とは何をもって判断されるのか?
この2つの争点を残している事が非常に惜しい判決であると思います(´・ω・`)

この部分については、まだまだ争いの余地があり金融業者も反論してくる部分だと思われますし、最後は担当判事の裁量に掛かってくる割合が大きいと思いますが、それでも借換えや借り増し等の個別契約を一連一体の契約として過払い金請求訴訟を有利に争う事の出来る、重要で意義のある最高裁判決であると考えられます(`・ω・´)ノ

注・上記は俺の個人的な見解や解釈を含むもので、完全に正しい理論ではありませんので、あくまで参考程度に留めておいて下さい。

<<前へ  次へ>>
PR


人気blogランキングに参加しました
今日は最高裁判決について考えてみるシリーズの第7回目です(・∀・)ノ

今日、ここで考えてみる最高裁判決は、過払い金の発生時に他の債務が存在しない場合の新たな貸付への過払い金の充当の可否を判断した最高裁判決です(平成19年06月07日 最高裁判所第一小法廷 判決

この最高裁判決では、まず前提としてはこう言っています↓

弁済によって過払い金が発生しても、その当時、他の借入金債務が存在しなかった場合には、上記過払い金は、その後に発生した新たな借入金債務に当然に充当されるものという事は出来ない。

過払い金を他債務への当然充当する事の否定ですね、これは平成19年2月13日の最高裁判決と同様の解釈ですね、しかしこの判決ではこうも言っています↓

本件各基本契約は、同契約に基づく各借入金債務に対する各弁済金のうち制限超過部分を元本に充当した結果、過払い金が発生した場合には、上記過払い金を、弁済当時存在する他の借入金債務に充当することはもとより、弁済当時他の借入金債務が存在しないときでもその後に発生する新たな借入金債務に充当する旨の合意を含んでいるものと解するのが相当である。

そうです、よく読んで貰えれば分かると思いますが、この最高裁判決では、基本契約が同じ取引であれば、全ての取引は一連一体の取引であったものとして、それまでに発生していた過払い金は新たに発生する借入金に当然充当する事が出来る!と言う判断をしているんですね(・∀・)!

この最高裁判決で重要なキーワードは基本契約です、基本契約さえ同一の取引であれば過払い金の当然充当は認められる訳ですから、同一の基本契約内での取引で完済、再借入を何度繰り返しても、取引の分断には当たらないと言う事ですね。
基本契約で定められた契約上の取引が終了していない限りは10年以上前の取引であっても時効の援用を受ける事も無いという事ですね(注・この10年以上前と言うのは、あくまで取引が継続している場合です)

ただし、この判決によって貸金業者は、現在の過払い金返還請求訴訟で最も熱い争点の1つである、基本契約が同一でない場合(完済→解約→再契約)などの場合には、「基本契約が別であるため一連一体の取引ではないので、過払い金を別債務への充当は認めない、個別の契約である」との主張をしやすくしてしまっている部分があるんじゃないかと、俺は思います(´・ω・`)

そのように相手の業者が、解約などによる取引の分断や時効などの主張を行なってきた際には、過払い金を次の債務と相殺するための主張や、会員番号や契約番号などの処理での金融会社での契約の扱いなどによる一連の取引と判断出来るであろうという主張などが必要になってきますね(  -д-)

ちょっとだけ考えてみましたが、この平成19年6月7日の最高裁判決の意義は、解約をせずに長期間に亘って同じ金融会社との取引を続けてきたという状態で過払い金の請求を行なっている人にとっては非常に大きな物になるなぁ、と思いました。

注・上記はあくまで俺の解釈であり、全てが正確なものではありません。

<<前へ  次へ>>


人気blogランキングに参加しました
最高裁判決について考えてみるシリーズの今回は久々の第6回目です(・∀・)ノ

久しぶりに今回考えてみる最高裁判決は、過払い金に付する利息を民事法定利率の年5分と認定し、基本契約の無い二つの並行契約での、第一取引で発生した過払い金を「特段の事情」が無い場合には第二取引に充当する事を認めないと判断した判決です(平成19年02月13日 最高裁判所第一小法廷 判決

この最高裁判決は過払い金請求を行なっている人の間では、結構ショッキングな判決として知られている判決であると思われます(俺はこの最高裁判決によって、当時地裁で行なっていた過払い金返還請求訴訟において、訴えの変更の申立を行なう事を余儀なくされました)(  -д-)

この判決の特殊な点としては、基本契約が存在しない貸金取引における争いであったと言う部分です。
基本契約の存在しない複数の契約で、第一取引で発生した過払い金を第二取引に充当する事が認められるかという争点で争われたと言う事ですね。

基本契約が存在しないという貸金契約は、かなり特殊な契約形態なので、通常の消費者金融などとの貸金契約において発生した過払い金について、過払い金返還請求を行なっている人には、まず当て嵌まる事の無いケースであると思われます(・∀・)

俺は未だにこの最高裁判決で示された「特段の事情」と言う部分(恐らく当事者間の合理的意向の事であると、俺は理解していますが)が、何処までの事を示しているのかが今一理解出来ません。
この部分はおそらく担当する判事によっても解釈の変わってくる部分であると考えています(´・ω・`)

逆に考えれば、この最高裁判決では契約番号や顧客番号の変更が無い、基本契約の存在する取引で発生した過払い金は、「第一の貸付けの際にも第二の貸付けが想定されていた」ものとして特段の事情という部分における当然充当が認められるとも言える判決でもあると考える事も出来ますね(・∀・)

よくこの2.13最高裁判決を独自解釈して通常の包括契約で発生した過払い金の返還請求訴訟においても、この判決を引用して取引の分断などを主張して、第一取引で発生した過払い金を第二取引への充当を認めないという取引の分断の主張をしてくる金融業者などもありますが、この判決を良く読めば分かるように、そのような分断の主張の根拠は、この最高裁判決では一行も示されておらず、そのような主張そのものが失当であり認められるべき主張では無いという事が理解出来ますね(`・ω・´)

また、この2.13最高裁判決は、それまでの最高裁判例が示していた「過払い金は別口の債務にも当然充当される」とする判断に反しているんじゃないかと、一部の過払い金請求を行なっている人や法曹界の人間などにも考えられている非常に微妙な判決であると思われます(  -д-)

<<前へ  次へ>>


人気blogランキングに参加しました
過払い金返還請求手順
債務者詳細
HN:
逆襲のルパン
性別:
非公開
自己紹介:
今は、これが精一杯。

※リンクはフリーです。
相互リンクもお待ちしてます。

↓連絡先
gyakusyuuno_lupin
ヤフーメールです。


Add to Google
My Yahoo!に追加
低金利!おまとめローン
過払いブログRSS
過払いブログQRコード
携帯電話からでも
過払い金返還請求
過払いブログ内検索
調べたい言葉で検索
Google検索
弁護士による過払い金請求のインターネット無料相談
過払いカレンダー
08 2019/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
過払い書籍検索
便利なネットショッピングは
やっぱり、アマゾン!
過払い関連書籍
過払い金返還請求に
個人訴訟の定番書籍
請求から判決までを
これ一冊で完全解説

↑ついに発売、最新版第3版です!

↑過払い請求の初心者向けです

↑こちらも2008年度版です!
過払い最新コメント
コメント、お待ちしてます
[04/12 赤い血尿]
[02/09 一債権者]
[01/01 ヤマト]
[11/14 ヤマト]
[07/25 鞍馬天狗]
[07/11 ヤマト]
[07/11 ヤマト]
[06/05 ヤマト]
[05/31 ヤマト]
[05/27 にゃんたろう]
[05/21 ガリ狩り君]
[05/18 ヤマト]
[05/17 ヤマト]
[02/16 ヤマト]
[02/14 鞍馬天狗]
[01/31 ヤマト]
[01/30 鞍馬天狗]
[01/10 ヤマト]
[01/08 ピットブル]
[01/01 ヤマト]
[12/27 旋風マスター]
[12/24 ヤマト]
[12/22 旋風マスター]
[12/20 ヤマト]
[12/20 ヤマト]
買物に便利な楽天市場・出品するなら楽天オークション
アクセス解析
過払い最新トラックバック

Copyright © [ 取り返せ!過払い金、不当利得金返還請求 ] All rights reserved.
プライバシーポリシー
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]